エレクトロクロミック物質を使用した自動防眩機能付きミラー

納車からだいたい6か月が経った。納車されてから気がつく機能もある。

今回購入したハイブリッドGZグレードのカローラスポーツのルームミラー(インナーミラー)には、自動防眩機能がついているという。

思い起こせば確かに、後ろの車のヘッドライトがまぶしいなと思ったことはなかった。むしろ信号待ちで比較的に近い距離に大型車両がライトをつけたまま停車したときに、周りの明るさに比べて、ミラーの見え方がだいぶ光量が少なくなっていたので「あれ?いつの間にかまぶしくない向きに切り替えてたかな?」と思い、ついミラーの裏の切り替えのレバーを探した。あたりまえだけど切り替えのレバーは無かった。もしかしてと調べたのが、存在を知るきっかけ。

ほぼほぼカタログとかにアピールした記載がなかった。はず。それなりに納車まで待ち時間があったので、カタログとかマニュアルはかなりしっかりと見てた(子供か)のに気が付かず。よく見ると機能一覧のページにそのようなことが書いてある。もちろんマニュアルにも記載がある。ON/OFFの切り替えもできるようだ。ミラー下部のボタンがそのスイッチらしい。

ルームミラーの外側と内側に照度センサーがついているようで、その内外の明るさ条件で判定して反射率を変えると。すげぇ。反射率の変え方は2枚のガラス内にエレクトロクロミックジェルに電圧を印加することで実現しているとのこと。ボーイング787の窓とかにも使われているものもこの手のものらしい。物質で有名な物質は薄黄色または暗緑色に変化するらしく、実際にウチの車も緑っぽい色に見えていた。緑色でもそんなに違和感はない感じ。

高級車には前からついていた装備みたいだけど、さらっと違和感なくハイテク素材使ってて好印象。

その一方で光軸調整はダイヤル式で手動。あんまり調整して乗ってる人は少ないのではとか思うけど。荷物の量とか多いときは気を付けるようにしてる。