航続可能距離の求め方が気になる
航続可能距離表示。便利ですよね。私はかなりあてにしてる。
前の車にも似たような表示が出る機能はあった。けどまぁ多少ズレるよね。なんとなく燃費が良さそうな時は出てた距離よりも走るし、悪そうなときは減りが早くて表示よりも走らない。うん。まぁ理解できる範囲で、良い燃料残量目安として便利に使っていますよ。
さてさて2022年式のトヨタ製のハイブリッド車。この航続可能距離って実際に走った距離とのズレってどのぐらいなのよ。というのが気になる。もちろん環境とか乗り方に左右されるので、あくまでもウチの車の場合はどうかっていうのが気になるって話。そして気になったので調べてみた。
この手の航続可能距離表示は、直前のわりと短期間の平均燃費と燃料残量から求めているのが、一般的らしい。
確かに前の車も。その前の車もそんな感じの表示だったような気がする。たとえば、燃費が良いような状況が一定期間続くと、航続距離がしれっと増えたりしてた。エアコンの使用とか乗る環境とかによって燃費は逐次変わるものなので、まぁ妥当なロジックなのだろう。割と間違いのない、わかりやすいロジックで、おそらく最近の車も同じロジックかなと、そんな気がする。
アプリのスクショを定期的に保存している
トヨタのスマホアプリの "my toyota+" が大好きだ。
買い替える前の車より、ハイブリッド車ということもあり燃費がすごく良いので、燃費の表示がうれしい。航続可能距離の表示がうれしい。好きすぎて頻繁にチェックしているし、なんとなく割と頻繁にスクショを保存している。
スクショを保存しているのは、こんな「クルマの情報」の画面だ。
スクショで保存した画像ファイルを、実は手書きで紙のノートにつけている。なんてことはさすがになくて、画像ファイルをOCRで認識して、各数値を取り出し、googleのスプレッドシートに項目値ごとに各セルに自動的に保存されるように、GAS(Google Apps Script)を書いた。これにより画像を某所に送ると、表形式(googleスプレッドシート)にそれぞれの値が行追記される。
まぁそれでも割と手間なので、我ながら変人だなぁと思う。うん。
ちなみに既に30回ぐらいのスナップショットが保存され、私のgoogoleドライブ内のgoogleスプレッドシートに保存している。
航続可能距離と実走行距離の誤差を求めてみる
2個の数値の差分から、ある区間の航続可能距離の差分と、この区間の実走行距離が求まるので、それぞれの区間のこの差というか比率を計算してみた。実走行距離を100としたときの、航続可能距離の減った距離の比率である。
その結果、値は大体100%~150%ぐらいの間にあることが多く、各回の値の平均値は130%ぐらいとなった。
わりと実走距離が伸びてない=航続可能距離が多めに出てる印象。確かにガソリン入れた直後に航続可能距離1000kmとか出てるのに、実際にはまぁそんなに走らないかなぁという肌感覚はあったけど、思ったより差があるかなという感想。
おそらく区間走行距離が少ないときは誤差が大きくなるのだろうし、乗り方も近場に買い物して終わりみたい感じの場合だろうので悪い値が出るのではないかとは予測できるので、横軸に走行距離、縦軸が誤差率の分布図?散布図?を描いてみた。
まぁ短距離だとバラつくだろうし、長距離の乗り方はおそらく高速利用のことが多く近い利用シーンとなるので、比率的に似たような値になるのかなとおもう。
差分(誤差)についてちょっと考察
ほとんどの車の航続可能距離の表示は直前の割と短期間での燃費実績から計算している推測値であるようだ。
うちの使用状況の場合、
- スクショを保存するのはその日の夜。
- 割とかなり短距離で近場への買い物など町乗り。
- たまに実家への帰省とかレジャーとかで高速利用。
- 通勤とかに毎日同じ道を走るような使うような使い方はしていない。任意保険とかの「レジャー利用」。
って感じなので、その日の終わりは我が家の駐車場であることが圧倒的に多い。
我が家のロケーション的にインターチェンジからはそこそこ離れているし、極端な田舎道ではないものの、割と燃費のよいであろう幹線道路とかをある程度走った後の到着となるケースが多いかも。なのである程度の距離を乗り安定してバッテリーも充電され理想的に近い状況でとなり、直前燃費が良いために、アプリでその日の夜にアプリでチェックするときの航続可能距離は良い方向の値が出やすいのだろうか。あくまでも個人的な予測だけど。
例えばこれが我が家が山の頂上にあるとかなら、航続可能距離<実走距離(=100%より低く)となるのではないだろうか。
別に精度が悪いと批判したり、どうにかしてくれと問題定義するものではありません。念のため。